【歌詞考察/amazarashi】僕が死のうと思ったのは【生きるとはどういうことか】

amazarashi

こんにちは‼ふんわりんぐのかつおです

amazarashiの『僕が死のうと思ったのは』という楽曲について

歌詞考察を行っていきたいと思います。

Ω Amazarashi – The Reason why i thought i'd die 僕が死のうと思ったのは Ω

『僕が死のうと思ったのは』について

この楽曲はamazarashiのVo.秋田ひろむが歌手の中島美嘉に提供されています。

中島美嘉からのオファーにより実現したコラボレーションであり、

発売された2013年にはその題名歌詞インパクト反響もあったそう。

 

amazarashiとしては2016年11月に発売されたアルバム『虚無病』に収録。


-収録曲-

  1. 僕が死のうとおもったのは
  2. 星々の葬列
  3. 明日には大人になる君へ
  4. 虚無病
  5. メーデーメーデー

現代社会・人間の見たくない黒い部分を韻を踏みながら歌い上げる『メーデーメーデー』はかなりオススメです。

 

歌詞

僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で泣いたから

波の随意に浮かんで消える 過去も啄んで飛んでいけ

僕が死のうと思ったのは 誕生日に杏の花が咲いたから

その木漏れ日で転寝したら 虫の死骸と土に還れるかな

薄荷飴 漁港の灯台 錆びたアーチ橋 捨てた自転車

木造の駅のストーブの前で どこにも旅立てない心

今日はまるで昨日みたいだ 明日を変えるなら今日を変えなきゃ

わかっている わかってる けれど

僕が死のうと思ったのは 心が空っぽになったから

満たされないと 泣いているのは きっと満たされたいと願うから

僕が死のうと思ったのは 靴紐がほどけたから

結びなおすのは苦手なんだよ 人との繋がりもまた然り

僕が死のうと思ったのは 少年が僕を見つめていたから

ベットの上で土下座してるよ あの日の僕にごめんなさいと

パソコンの薄明り 上階の部屋の生活音

インターフォンのチャイムの音 耳をふさぐ鳥かごの少年

見えない敵と戦ってる 六畳一間のドンキホーテ

ゴールはどうせ醜いものさ

僕が死のうと思ったのは 冷たい人と言われたから

愛されたいと泣いているのは 人のぬくもりを知ってしまったから

僕が死のうと思ったのは あなたがきれいに笑うから

死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きることにまじめすぎるから

僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから

あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ

あなたのような人が生きてる 世界に少し期待するよ

作詞:秋田ひろむ

 

歌詞考察

僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で泣いたから

波の随意に浮かんで消える 過去も啄んで飛んでいけ

僕が死のうと思ったのは 誕生日に杏の花が咲いたから

その木漏れ日で転寝したら 虫の死骸と土に還れるかな

桟橋で獲物を取って必死に生きているウミネコと

虚無感希死念慮で飽和した自分を比較している。

今までの過去も波のように消えて、

ウミネコのように飛んで行ってくれればいいのに。

 

杏の花:中国では漢方薬として名高かった

自分も杏の花のように人から必要とされる人間になりたい・生きる意味を見出したい

という思いから『土に還れるかな』という歌詞が生まれたのでしょう。

 

薄荷飴 漁港の灯台 錆びたアーチ橋 捨てた自転車

木造の駅のストーブの前で どこにも旅立てない心

今日はまるで昨日みたいだ 明日を変えるなら今日を変えなきゃ

わかっている わかってる けれど

何か行動したい・今の自分を変えなければいけないという思いの半面、

ストーブの前でうずくまっている自分がいる。

 

昨日何もできなかったと思えば、早くも今日が終わろうとしている。

明日を変えたいはずなのに、何も動くことができない

『わかっている わかっている けれど』

 

僕が死のうと思ったのは 心が空っぽになったから

満たされないと 泣いているのは きっと満たされたいと願うから

『満たされないと泣いているのはきっと満たされたいと願うから』というフレーズ

一見、普通のことをそのまま言っているように感じますが、

自分に問いかけてみると心に突き刺さるフレーズではないですか?

 

満たされていないと感じてしまうのは、【満たされたいと心で思っている】から。

恥ずかしくて弱くて情けないという感情から自分で見て見ぬふりしていませんか?

誰しも本当は【誰かから必要とされたい】【満たされたい】【生きたい】と思っている。

 

僕が死のうと思ったのは 靴紐がほどけたから

結びなおすのは苦手なんだよ 人との繋がりもまた然り

僕が死のうと思ったのは 少年が僕を見つめていたから

ベットの上で土下座してるよ あの日の僕にごめんなさいと

社会・学校を始めとする現代社会の集団生活において人との繋がりが解ける=生きづらい

結びなおしてリスタートを切れるのはほんの一部だと思います。

 

見つめている少年を過去の青臭い夢を背負った自分に見立てている。

そんな過去の自分に出来ることは『ごめんなさい』だけ。

いつしかそんな大層な夢を抱くことも辞めてしまった。

 

未来になれなかったあの夜に】とつながるフレーズだと感じました。

この曲を書いている夜も勿論つまびらかにしたい一つですよね。


パソコンの薄明り 上階の部屋の生活音

インターフォンのチャイムの音 耳をふさぐ鳥かごの少年

見えない敵と戦ってる 六畳一間のドンキホーテ

ゴールはどうせ醜いものさ

六畳一間で真っ暗の部屋にパソコンの薄明りだけ。

  • 上階の部屋の生活音が聞こえてくる=良い物件ではない。
  • インターフォンのチャイムの音=身内の挨拶・家賃の滞納などでしょうか。
  • 見えない敵=ほかの誰でもない自分自身と戦っている

この状況では”“をゴールと捉えてしまってもおかしくはありません。

 

僕が死のうと思ったのは 冷たい人と言われたから

愛されたいと泣いているのは 人のぬくもりを知ってしまったから

僕が死のうと思ったのは あなたがきれいに笑うから

死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きることにまじめすぎるから

一度は人の温もりを知っているから、『愛されたい』という感情が出てくる。

そんな感情が沸いてしまうならいっそ”温もり“なんて知らなければよかった。

 

『死ぬことばかり考えてしまうのは、きっと生きることに真面目すぎるから』

秋田ひろむさんの歌詞の中でもtopレベルで好きなフレーズです。

 

死にたいと希死念慮を謳っている人ほど「生きること」がどうでもいいのではなく、

生きることに必死で真面目』だということ。

 

そんなに真面目に生きる必要もないんだよ。

と諭してくれているようにも取れます。

みんな本当は生きたいんです。

僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから

あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ

あなたのような人が生きてる 世界に少し期待するよ

個人的にここの”あなた“は

新しい考え方・生き方・思想・思いを持った自分

だと考察します。

 

今までの僕のままでは死んでしまっていたかもしれない。

そんな中でもう一人の自分と出会うことができた。

 

そんな自分が生きる世界なら

今よりもう少し明るいかもしれない・もう一度だけ期待していいかもしれない。

そんな前向きになっていく主人公を描いた未来へ進むフレーズだと思いました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?amazarashi『僕が死のうと思ったのは』

について歌詞考察を行いました‼

Ω Amazarashi – The Reason why i thought i'd die 僕が死のうと思ったのは Ω

この曲は以前にNHKの夏休み明けの子供の相談番組で歌われたこともあり、

多くの人が考えさせられる曲になってきていると思います。

 

11/27日に発売されたライブ映像作品【未来になれなかったすべての夜に】の

amazarashi Spotify on Stage in MIDNIGHT SONICでも収録されています。

-セットリスト-

  1. ワードプロセッサー
  2. ジュブナイル
  3. 冷凍睡眠
  4. 僕が死のうと思ったのは

フェスのセトリとは思えないほど尖っています笑

冷凍睡眠とジュブナイルは鳥肌もんですね。

素晴らしい楽曲をありがとうございました。

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