歌詞考察・解釈

【歌詞考察/amazarashi】未来になれなかったあの夜に【秋田ひろむの思いが詰まった曲】

こんにちは‼ふんわりんぐのかつおです🐡

amazarashiの新曲『未来になれなかったあの夜に』が公開されました‼

早速歌詞を考察していきたいと思います‼

 

未来になれなかったあの夜に

この楽曲は先日まで行われていたツアー

未来になれなかった全ての夜に】で歌われていた楽曲です。

11/20日まで音源化されず、ファンたちは待ち望んでいたと思います。

僕も個人的にずっと待ち望んでいましたから(笑)

そして翌週の11/27日には

【未来になれなかった全ての夜に】中野サンプラザホールでのライブ映像や

ライブ音源などが入ったDVD/Blu-rayが発売されます。

この曲には秋田ひろむさんの伝えたいことが詰まっている気がします。聴くのは大阪ツアー以来なので楽しみ。

 

歌詞

「色々なあったな」の

色々の一つ一つを

つまびらかにしたくて

ペンを取ったわけですが

もう君の好きにしてよ

僕も大概好きにしてきた

僕のことは忘れて

他に行きたい場所があるんなら

 

名誉ある潔い撤退より

泥にまみれ無様な前進をお

尻尾を振る賞賛の歌より

革命の最中響く怒号を

あの日の情熱の日はいずこ

悔しさをならべたプレイリスト

そぞろリピート音楽と風景

後悔、浄化する過去の巡礼

 

まさかお前、生き別れたはずの

青臭い夢か?恐れ知らずの

酒のつまみの思い出話と

成り下がるには眩しすぎたよ

なじられたなら怒ってもいいよ

一人で泣けば誰にもバレないよ

そんな夜達に「ほら見たろ?」って

無駄じゃなかったと抱きしめたいよ

未来になれなかったあの夜に

 

前向きに生きることほど

素晴らしいことはない

でも「前向きに生きて」じゃ

頷けない誰かさんの為

夢追い人とは

ともすれば社会の孤児だ

手段は選ばない

いや、選べなかったんだ

 

恨み辛みや妬み嫉みの

グラフキューブで心根を塗った

それでも尚塗り潰せなかった

余白の部分が己と知った

それが僕らがやってきたことの

正しさの証明と知っている

今この僕があの日の答えだ

 

見える人にだけ見える光だ

影こそ唯一光の理解者

旅立ちと言えば聞こえはいいが

全部投げ出して逃げ出したんだ

孤独な夜の断崖に立って

飛び降りる理由あとひとつだけ

そんな夜達に「くそくらえ」って

ただ誰かに叫んで欲しかった

未来になれなかったあの夜に

 

取り立てるほど不幸ではないが

涙は路銀ほどに支払った

僕の過去の轍を見る人よ

ここで会うのは偶然じゃないさ

夢も理想も愛する人も

信じることも諦めたけど

ただ一つだけ言えること僕は

僕に問うこと諦めなかった

 

醜い君が罵られたなら

醜いままで恨みを晴らして

足りない君が馬鹿にされたなら

足りないままで幸福になって

孤独な奴らが夜の淵で

もがき苦しみ明日も諦めて

そんな夜達に「ざまあみろ」って

今こそ僕が歌ってやるんだ

未来になれなかったあの夜に

ざまあみろ

歌詞を考察

「色々なあったな」の

色々の一つ一つを

つまびらかにしたくて

ペンを取ったわけですが

もう君の好きにしてよ

僕も大概好きにしてきた

僕のことは忘れて

他に行きたい場所があるんなら

このMVで描かれているのは秋田ひろむさんが

amazarashi】として売れるまでの道のりだと考察しました。

 

互いの方向性が合わなくなり、徐々にバンド内の結束も無くなりつつある。

自分が振り回してきたバンドメンバーに対して、好きな場所へ行けよと諭す。

それは"解散"を意味している。

「色々」をつまびらかにしたかった思いは心の中に渦巻いたままである。

 

名誉ある潔い撤退より

泥にまみれ無様な前進を

尻尾を振る賞賛の歌より

革命の最中響く怒号を

あの日の情熱の日はいずこ

悔しさをならべたプレイリスト

そぞろリピート音楽と風景

後悔、浄化する過去の巡礼

後ろは向かず、前だけ見て進み続けていたあの日の頃の"情熱"は無くなってしまった。

自分たちの曲で作られたプレイリストを流しても、感じるのは"悔しさ"だけ。

 

ただなすがままにリピートし続けてあの日の目に焼き付いた風景を思い返す。

そうすることで少しでもあの日からの"後悔"を減らしてやりたかった。

 

まさかお前、生き別れたはずの

青臭い夢か?恐れ知らずの

酒のつまみの思い出話と

成り下がるには眩しすぎたよ

なじられたなら怒ってもいいよ

一人で泣けば誰にもバレないよ

そんな夜達に「ほら見たろ?」って

無駄じゃなかったと抱きしめたいよ

未来になれなかったあの夜に

青臭い夢】=バンドで一人前に売れること

ここのMVではメンバー間で喧嘩が勃発し、バンドが解散してしまいます。

その後、それぞれが一人で泣き悔やむ描写が見られます。

 

全員【青臭い夢】を抱いていたのに、思いがぶつかり合ってしまった。

人に当たって、嘆き続けて、涙が止まらなかった

そんな【未来になれなかったあの夜】は、今となっては無駄ではなかった

 

前向きに生きることほど

素晴らしいことはない

でも「前向きに生きて」じゃ

頷けない誰かさんの為

夢追い人とは

ともすれば社会の孤児だ

手段は選ばない

いや、選べなかったんだ

MVでは、数年後に移り変わり、それぞれ別の道を歩んでいる様子が描写されています。

会社員・飲食店バイト・パチンコ漬け・ニートといったところでしょうか。

個人的に好きな歌詞はここの

前向きに生きることほど素晴らしいことはない

でも「前向きに生きて」じゃ頷けない誰かさんの為

前向きに生きれるならとっくの昔からそうしている。

でも自分はそうは生きられない。

 

"夢追い人"=ここではバンドマンですが、

何か自分の夢に向かって社会で真っ当に生きるのとは別の道を歩む人々に対して、

社会の目は厳しい。それを謳っていると考察できます。

 

恨み辛みや妬み嫉みの

グラフキューブで心根を塗った

それでも尚塗り潰せなかった

余白の部分が己と知った

それが僕らがやってきたことの

正しさの証明と知っている

今この僕があの日の答えだ

"グラフキューブ"とはデッサン道具の一つで、絵を描く際に用いるもの。

恨み・辛み・妬み・嫉みで作られた自分だと思っていたが

それだけではない"余白の部分"があった。それはまだ捨てていない自分自身

 

MVではメンバーそれぞれがあの日の情熱を持ったバンド活動を想起している描写が。

あの日やってきたことはそれぞれの心に刻まれていた。あの夜は無駄ではなかった

 

見える人にだけ見える光だ

影こそ唯一光の理解者

旅立ちと言えば聞こえはいいが

全部投げ出して逃げ出したんだ

孤独な夜の断崖に立って

飛び降りる理由あとひとつだけ

そんな夜達に「くそくらえ」って

ただ誰かに叫んで欲しかった

未来になれなかったあの夜に

それから横浜流星演じる秋田ひろむさんはもう一度曲を一人で作り始める。

悔やみ・妬み・嫉んだ過去があるからこそ

今の【amazarashi】としての秋田ひろむさんがある。

それはまさしく影こそ唯一の光の理解者

 

本当は"旅立ち"でもなんでもなく、ただ自分が弱くて逃げ出したあの日

心身ともに追い詰めてきた【あの夜達】に復讐がしたかった。

"誰かに叫んで欲しかった"は"自分が謳って復讐してやる"へ変わった。

そんな心境の変化。強くなった意思を感じられる場面です。

取り立てるほど不幸ではないが

涙は路銀ほどに支払った

僕の過去の轍を見る人よ

ここで会うのは偶然じゃないさ

夢も理想も愛する人も

信じることも諦めたけど

ただ一つだけ言えること僕は

僕に問うこと諦めなかった

"路銀"とは旅立ちの際に支出する金銭のこと。

すなわち、先に進むために流す必要があった涙だということ。

 

MVではボーカル(秋田ひろむ)とベースが再結成してもう一度バンドを始める描写。

ライブには観客としてあの日のドラムとギターのメンバーもいましたね。

 

一度は夢も希望も目標もメンバーの事もも諦めてしまったけれど

自分に問いかけることだけは諦めなかった自分は捨てきれなかった

 

醜い君が罵られたなら

醜いままで恨みを晴らして

足りない君が馬鹿にされたなら

足りないままで幸福になって

孤独な奴らが夜の淵で

もがき苦しみ明日も諦めて

そんな夜達に「ざまあみろ」って

今こそ僕が歌ってやるんだ

未来になれなかったあの夜に

ざまあみろ

実際の【未来になれなかった全ての夜に】ツアーでも泣いてしまったフレーズ

"醜い君が罵られたなら醜いままで、醜いままで恨みを晴らして

足りない君が馬鹿にされたなら、足りないままで幸福になって"

素晴らしいフレーズだと思います。秋田ひろむさん自身もそうだった。

そんな醜くて足りないものばかりでも今笑えているんだよ。

 

"孤独な奴らが夜の淵でもがき苦しみ明日も諦めて"

これはamazarashiリスナーにも過去の秋田ひろむさん自身にも当てはまる。

 

そんなに苦しめる"あの夜達"を

今度は僕(秋田ひろむ)が「ざまあみろ」って謳ってやる。

 

いつかこの"先の見えない夜"も

"未来になれなかった夜"として、無意味じゃなかったんだと思える日がくる。

 

その時までずっと隣で歌い続けてやる。だから生きてくれ。

そんな秋田ひろむさんらしい

静かで優しくも、熱いメッセージが込められた楽曲だと考察します。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

amazarashiの新曲『未来になれなかったあの夜に』の歌詞を考察しました。

個人差で様々な考察が出来ると考えられるので、あくまでも参考程度にご覧ください

 

僕自身、amazarashiの大ファンであり音楽家として尊敬しております。

ところどころに、amazarashiの過去曲(ひろ・終わりで始まり・無題など)を感じられる描写や表現も使用されており、大満足です。

素晴らしい楽曲をありがとうございました。


-歌詞考察・解釈
-

© 2020 ふんわりんぐ Powered by AFFINGER5