BLUE ENCOUNT 歌詞考察・解釈

【ハミングバード/BLUE ENCOUNT】歌詞の意味を解釈!

2020年4月8日にリリースされた楽曲『ハミングバード』

について歌詞の意味を筆者なりに解釈していきたいと思います。

 

楽曲について

2020年4月8日にリリースされた楽曲『ハミングバード』

この楽曲はTVアニメ「あひるの空」
4月クールのオープニングテーマとして起用されています。

キャッチコピーは「あなたを全肯定する応援ソング」

さてどんな歌詞になっているのでしょうか?

歌詞解釈

まず先にタイトルの意味から見ていきたいと思います。

「ハミングバード」とはハチドリのことを指します。
ハチドリは世界一小さく美しい鳥のこと。

また愛と美と幸せのシンボルとされているようです。

1番

間違っちゃいないから
今日 乗り切った一歩は
燦然と輝く足音なんだ
間違っちゃいないから
夢中で飛び込んだ世界は正解だ

キャッチコピーが「あなたを全肯定する歌」とあるように、その歌詞に込められた想いは真っ直ぐで嘘偽りないメッセージが込められています。

歌詞内にある「燦然(さんぜん)」とはキラキラと光り輝く様を表します。

伝えたかったのは「間違っていない」ということ。
悩み続け進んだ一歩も、ただひたすら飛び込んだその世界も正しいのです。

楽曲としてはサビ始まりなので開始早々グッと心掴まれる印象を受けました。
一つ一つの歌詞を噛みしめるように歌い上げるミドルテンポもより一層楽曲の情を増幅させています。

 

欲張りだった あの頃抱いていた未来図は
気配りの毎日で汚れてった
同じ夢見たヤツらはとっくに
新しい道を歩いてる
別に羨ましくないけど なんだかなぁ

歌っているのは上手くいかない自分の心の葛藤の様子です。

昔描いていた理想像は欲張りと形容出来るほどに大き過ぎたが、
確かに自分の中にあったのです。

しかし集団社会に蔓延る
「気配り」「遠慮」「空気を読む」「身の丈に合わせる」
そんなことに気を取られ続け、いつしかその理想像は無くなってしまった。

歌詞の「別に羨ましくないけど、なんだかなぁ」は
まるで私たちの心情そのものです。

本当は憎いほど羨ましく、「なんで自分だけ」と強い自己否定を繰り返す。
ただそのやり場の無い怒り失望だけが心に残り続けるのです。

 

鮮明に描いた希望(ビジョン)は
もはや色もあせて
端っこの方で泣いていた
ネクタイで締め付ける理想と
地下鉄で揺れる現実
ため息は空を鈍色に染める

だけど まだ終わりじゃない
明日こそは。と願い 歌う

ネクタイや地下鉄から連想されるのは「会社」「仕事」「社会人」など。

本当に描きたかった理想は自分で隅っこに投げ捨て、
ただ毎日を消費するように生きているだけの現実。

どこで間違えたのだろうか。何が間違いだったのか。
自分の行ってきたこと全てに疑心暗鬼になり、否定の粗探しばかり。

あの頃は鮮明だった心の空は、今ではどす黒い鈍色で覆われています。

ですがそれでも諦めきれないのが人間ですよね。
最悪な毎日でもまだ這い上がろう、変えてやろうと心の隅で抱く感情。

 

間違っちゃいないから
今日 乗り切った一歩は
燦然と輝く足音なんだ
間違っちゃいないから
夢中で飛び込んだ世界は正解だ

ここまで真っ直ぐな歌詞をスッと心に届けてくれるのは
やはりBLUE ENCOUNTであり、フロントマン田邉さんですよね。

普通に歌詞だけ見れば、当然のことを言っているだけのように捉えることもあるかもしれませんが、楽曲を通して聴けばどの言葉よりも心に響く。

どこか説得力があるように聴こえるのは、歌っている彼らの過去が計り知れないほどに過酷で壮絶なものだったから。

それ故に書き上げられた歌詞は
ポジティブながらもズッシリと重さがあります。

 

2番

大人になるため締め割り切ろうとしたのに
心が何か言いたそうにこっちを見ていた

まさに先ほどから述べている「諦め切れない思い」のこと。

あの時の理想像を「幼い」と終い込み、「大人になる」と言い切って、
理想や夢を現実に置き換えてしまおうとしている。

そんな中で自分の心だけはあの日のまま正直で、「幼い」だろうが「叶わない」だろうが関係なく、「まだ諦めない」と疼いているのです。

 

未来を無視した理由は
現実に裏切られたから
約束をできない理由は
守れる自信がないから
「それでも自分なりに必死でやってんだよ」
でも弱さは問いかけてくる
"この道で正しかったのか?"
"この場所で正しかったのか?"

現実に裏切られたというのは、
もちろん社会に蔓延る理不尽さ、無慈悲さも
内包しています。

ここでは「裏切られた」と形容している
自分の弱さも描かれていると感じました。

約束を出来ないのは、今まで守り抜けなかった約束が積み重なった故の
不安自信の喪失から。

しかし、どこまで自分の弱さを思い返そうとも、
その時の自分は「必死」であり「全力」だったのです。

その弱さが自分の中で暴れて「正しさ」ばかりを求めようとする。
「正しくない」ものなんてこの世に無く、あなたが選んだ道は
全て未来の足跡なのです。

 

間違っちゃいないから
あの日選んだ一歩は
永遠に未来の足跡なんだ
ずっと空は続いてく
夢中で羽ばたいて
明日は快晴だ

夢中で飛び込んだ世界は正解だ

ハチドリのように小さいながらも前に飛び続ける。

そんなあなたは美しく、いつか幸せを掴み取る日が来る。

今選択を悩んでいることもどちらに転んでも全ては「未来の足跡」になる。

それは投げやりではなく、彼らの過去の経験からそう言えるのです。

今あなたが生きているその世界に「間違い」は無い。

だからこそハミングバードのように小さくとも僅かだとしても前を向いて
飛び続けてほしい。

BLUE EONCOUNTはあなたの味方だよ。と言われているようで
心が熱くなる一曲でした……!


まとめ

いかがでしょうか。

BLUE ENCOUNTの新曲『ハミングバード』について
歌詞の意味を筆者なりに解釈してみました。

何処までも真っ直ぐな歌詞に乗った情溢れるメロディーは
ブルエンにしか奏でられない音楽であることを再認識させられました。

ライブで聴いたら涙腺崩壊なんだろうなぁと今から妄想しております。

筆者
筆者

コロナが収まったら
またライブに足を運ぼうと思わされました……。

ありがとうございました。

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