【歌詞考察/Hakubi】午前4時、SNS【等身大の思いを書き殴った曲】

歌詞考察・解釈

こんにちは‼ふんわりんぐのかつおです🐡

京都発3ピースロックバンド【Hakubi】の新曲『午前4時、SNS』

歌詞の考察をしていきます。

Hakubi – 午前4時、SNS【MV】

Hakubiについて

Hakubi】は京都発の3ピースロックバンド

「夜中、あなたに寄り添う音楽」をコンセプトに活動している。

メンバー

  • Dr. マツイユウキ
  • Vo./Gt. 片桐
  • Ba. ヤスカワアル

Hakubiのココがイイ‼

人間が心の中で抱え込んでいるネガティブな感情を書き殴った歌詞が共感を誘う。

言いたいことも言えないまま 現実逃避だけが上手くなって

言葉選びを間違えて また人を傷つけて 無邪気でいいねって言われて

夢の続き/Hakubi

誰かを羨んで妬み僻みを繰り返して

少し不幸でいた方がずっと楽だったんだ

光芒/Hakubi

明日が来るのが怖くて 何も手につかず横になったら

朝になってた、朝になってた

何が怖くて何が辛くて 何が悲しいのか分からなかった

mirror/Hakubi

アルバム

他楽曲

Hakubi – 夢の続き【MV】
Hakubi – 光芒【MV】
Hakubi – mirror 【Full streaming】

歌詞

考えないようにしてた明日はどう生きていこうかなんて

思うだけで吐き気がするんだ

考えないようにしてた「来年の今頃は」なんてさ

生きているのかすらわからないのにさ

ああ いつか夢見た日はいつ来るのか わからないままで

ああ いつも同じような毎日繰り返しては

消えたい 消えたい 消えたい 消えたい

考えないようにしてたあの頃読んだ自己啓発本は いつか役に立ったんだろうか

考えないようにしてたふるさとに雪は降ったのだろうか

いつか会えなくなってしまう家族のこと

高校時代、夢を語り合った友達は就職するし

僕の音楽の神様はメジャーデビューで何かをなくした

自分自身の肯定、存在価値の確認作業の音楽を 誰が聞くんだ

もうわかんなくなった 全部わかんなくなった

自分のために生きてきたはずなのにさ

もうわかんなくなった 全部わかんなくなったんだ

それでも明日は来る 朝は来る

情けない毎日を繰り返す自分を肯定してあげられるほど僕は優しくなれないし

黙って生きていられるほど強くなった覚えはない

望み通り愛されないことくらいわかってるよわかっているよ

わかっているけど 期待してしまう自分が嫌で嫌で嫌で仕方がないんだ

だから“死にたい”って呟いてみる 呟いてみる

10代~20代には刺さるストレートな歌詞だと思います。

夜中頭の中で巡るのはこんな思考ばかり。

 

歌詞を考察

さて、早速歌詞を考察していきます。

考えないようにしてた明日はどう生きていこうかなんて

思うだけで吐き気がするんだ

考えないようにしてた「来年の今頃は」なんてさ

生きているのかすらわからないのにさ

ああ いつか夢見た日はいつ来るのか わからないままで

ああ いつも同じような毎日繰り返しては

消えたい 消えたい 消えたい 消えたい

曲のタイトルになっている『午前4時、SNS』は

まさしくネガティブな思考が頭の中を廻っている状況の描写だろう。

 

眠れない夜中に『明日はどう生きていこうか』『満足できない現状』

をひたすら想起する。頭の中が一杯になればSNSに向かって吐き出す。

 

劣等感や自己嫌悪が積み重なり、全て自分のせいにしてしまう。

そのくらい夜中の一人でネガティブな思考回路は危険なものである。

 

この現状を悲観視出来ている自分は我慢強い、偉いという

意味のない自己陶酔に縋って朝を迎える。

 

考えないようにしてたあの頃読んだ自己啓発本は いつか役に立ったんだろうか

考えないようにしてたふるさとに雪は降ったのだろうか

いつか会えなくなってしまう家族のこと

高校時代、夢を語り合った友達は就職するし

僕の音楽の神様はメジャーデビューで何かをなくした

自分自身の肯定、存在価値の確認作業の音楽を 誰が聞くんだ

自己啓発本も一通り読んでみた。全ては自分を肯定するために。

唯一自分を愛してくれる家族もいつかはいなくなってしまう。

 

夢を語り合えた友人も安全策を取って『就職』の道を選んでいった。

大好きだった音楽家はメジャーデビューで個性を失ってしまった。

 

こんなネガティブな歌詞なんてただの自己満足だ。そんな音楽を誰が聴くんだ。

これはこの歌詞を実際に書いているときのVo.片桐の想いだろう。

 

分かっているのに想いが溢れてくるから書かないと気が済まないんだ。

今もVo.片桐は自己肯定が出来ていないのではないかと感じる。

だからこそ等身大の想いがこうしてストレートな歌詞として出てくるのだ。

 

我々も自己肯定が出来ていないからこそ、同じ想いをもつ歌詞に共感する。

我々悩める10~20代が本当に欲しいのは『共感』なんだろう。

 

もうわかんなくなった 全部わかんなくなった

自分のために生きてきたはずなのにさ

もうわかんなくなった 全部わかんなくなったんだ

それでも明日は来る 朝は来る

『自分のために生きてきたはずなのにさ』という歌詞はこの曲の言いたいことの真髄

 

すぐに誰かと比較して自分を責める。自分の行動に自信が持てない。

他人の歩幅に意味もなく焦る毎日。気づいたら誰かに肯定してもらうための毎日に。

 

自分のために生きないといけないのに。

自分の人生なのに染み付いた悪い思考が離れない。

 

何をしてどう生きていくのが正解なんだろうと疲弊しながらも明日はやってくる。

 

情けない毎日を繰り返す自分を肯定してあげられるほど僕は優しくなれないし

黙って生きていられるほど強くなった覚えはない

望み通り愛されないことくらいわかってるよわかっているよ

わかっているけど 期待してしまう自分が嫌で嫌で嫌で仕方がないんだ

だから“死にたい”って呟いてみる 呟いてみる

自分には優しくなれないのが今の悩める若者の心理状態の特徴である。

比べるのは過去の自分ではなく“他人”であるから

しているはずの成長も他人の尺度で測り、成長出来ていないと捉えてしまう。

 

そして黙って耐えながら生きていけるほどの忍耐力もない。

だからこうして存在価値の確認作業を必死にするんだ。

 

愛されやしないのに、誰かが○○してくれるだろう。助けてくれるだろう。

肝心な場面で自力で行動せず、期待してしまう自分が嫌で仕方がない。

 

本当は死ぬ勇気もないのに“死にたい”と言ってみる。

そうすれば誰かが助けてくれるかもしれない

誰かがこの思いに気づいてくれるかもしれないから。

 

結局、変われない自分のまま

それでもどこか居心地がいいと思っている自分もいる。

それは、自分が変わるのは怖いから。

周りが変わるのを待っている。

 

人間の醜い部分が表れたリアルで共感できる歌詞だ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Hakubiの新曲『午前4時、SNS』の歌詞考察でした。

Hakubi – 午前4時、SNS【MV】

Vo.片桐さんはamazarashiの影響を受けているのかなとも思いました。

語り調の歌詞やネガティブで悲観的な歌詞はamazarashiを想起させます。

 

3ピースの最低限の音に乗せられたストレートな歌詞はより一層ココロに刺さります。

最近は歌詞を抽象的に書くアーティストも多いですが

ただ真っ直ぐに等身大の想いを書き殴るHakubiの楽曲はそれとは違った良さがあります。

素晴らしい楽曲をありがとうございました。

このブログではこの記事のほかに

【邦ロック】【ネット発アーティスト】【ボカロ】

などの楽曲の歌詞考察・解釈を行っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました