【MINORS/MY FIRST STORY】歌詞の意味を解釈!【Hiroの憂う想い】

MY FIRST STORY

【MINORS/MY FIRST STORY】
について歌詞を解釈していきます!

楽曲について


2020年7月1日にリリースされたシングル
【1,000,000 TIMES】のカップリング曲。

【1,000,000 TIMES】は、chelly[EGOIST]をボーカルに招いたコラボ楽曲。
これまでの【レイメイ】や【2 FACE】と同様のスタイルですね。

そしてゲームアプリ【デュエル・マスターズ プレイス】の主題歌にも起用。

今回は、そんな話題な楽曲の裏に潜んだ【MINORS】を見ていきます。
Hiroの紡ぐ自身の経験からの切なくも強さのある歌詞に必見です。

タイトルについて

今回のタイトルに起用されている『MINORS
和訳としての意味は、「未成年者」

これはただ実年齢的な意味を表しているのではないでしょう。
今回は以下の解釈を踏んでみていきます。

精神的に幼い自分の憂い
昔からの自分の生き方の投影

いずれにせよ、
Hiro本人の心情が表れているには変わりません。

歌詞解釈

1番

MINORS
We are all the same in here, waiting for the time with you
MINORS
We are not alone tonight. there’s nothing else to lose

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

心若きものたちへ
私たちは同じ場所に立って、あなたとの時間を待っている
私たちは独りではない、そして他に失うものは無い

出だしから静かにエモーショナルに歌い上げられる歌詞。
若さ故に溢れる憂い焦りを優しく諭すようなメッセージに注目。

周りを無理に嫌って、1匹狼のように孤独に生きる。
これは他の誰でもなく、過去のHiro自身だと解釈出来ます。

育ちの関係や兄弟の想いから
周囲に対する想いは人一倍敏感だったのでしょう。

 

真夜中の夜に 雨が降り頻る
全てを洗い流す様に

明るい世界で 傷口を庇い
自分の存在価値を問う

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

雨曝しになって自分が生きている意味を自問自答し始める。
それほどまでに追い込まれている状況が描かれています。
どちらかといえば、追い込んでいたのは自分自身だったのかもしれません。

ここの歌詞でポジティブなニュアンスは「明るい世界」のみ。
その対比こそ、Hiroの心の中の比喩であると解釈出来ます。

 

赤信号の前 交差点で 鍵を掛けた
「くだらねぇ」と呟き
140文字以内なら 最早 僕は無敵のヒーローだ

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

140字と聞いて連想するのは、Twitterの文字制限数です。
現実世界では何も力がないからこそ、必死にSNSに逃げようとしている。

匿名で発信する言葉は誰よりも力を帯びていた。
目に映るもの全てを嫌悪して、自分だけが特別だと感じていたのでしょうか。
その青二才の考え方もまた『MINORS』なのでしょう。

余談ですが、ここの「ヒーロー」は
自身の名前「Hiro」と掛けていたりするんでしょうか。どうなんでしょう。
そう思ってしまうほどに、歌詞に彼の想いが込められています。

 

MINORS
未来も知らずに 無力なままで
何かを求めていた
MINORS
過去に引けずに 孤独なままで
何にも分からずに

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

精神的に幼い頃は、何もかもを手に入れようとします。
自分の力量も、身の丈も知らずにただ穿っていたのです。

家族関係にも揺らぎがあったHiroにとって
必要以上に自分を何者かに昇華させないといけない想いがあったのでしょう。

いつしか周りからも人が離れていき
誰からも愛されなくなってしまったのです。

筆者
筆者

武道館公演を想い返してしまいます…

2番

薄暗い部屋で 淋しさに抱かれ
4回目のアラームが鳴る

満員電車に 溜息を漏らし
社会の歯車に変わる

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

現代社会の普遍とされている自分が自分では無くなっていく感覚。
必死に取り繕って、誰からも目立たないように溶け込む。

物事を円滑に進ませる代償は自分の心
黒い液体がドロドロと流れ込んでいくのです。

また1つ、自分を愛してあげられなくなっていく。

 

真っ白な羊の群れの中で 嘘をついた
「本当だよ」って
人の不幸が蜜の味の 僕はまるで 狼少年だ

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

心理学用語では「シャーデンフロイデ」と呼ばれる現象。
人の失敗や不幸を見ると、心地よいと感じてしまうのです。

虚言を張って、人に寄り添うふりをし続ける。
根底にはニヒリズム的思考があり、全てを斜に構えているのです。

今となっては客観的に歌詞に昇華することが出来ていますが、
まさに数年前はこのような振る舞いをしていたのでしょう。

 

MINORS
何処に逃げても 自由になれず
一人で傷ついてた
MINORS
何故か見えずに 不安にかられ
全てを手放してた

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

MY FIRST STORYとして活動をしていく中で
世間からは1つのアーティストとして見られはしなかった過去があります。

親の七光りや兄の真似と言われ続けてきたHiro。
いつだって周りに仲間と呼べる人はいなかったのです。

生きても生きても報われずに
その憂いは募っていくばかり。

今となっては「MY FIRST STORYのHiro」として認知され
人気を博してきていますが、それまでの日々はまさに艱難辛苦。

あの日、否定してきた人々もまた「MINORS
なのかもしれませんね…。

 

ルールも 常識も 出会いも
何れ 消え去るだろう
真相も 思い出も ゴールも
今は 忘れたまま…

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

自分を作ってきた大切な物が1つ1つ消え去っていく。
しかし歌詞4行目に書かれている「今は」に注目すべきです。

楽曲を通してネガティブ感情や諦念感が蔓延っていますが、
まだ目の奥に消えていない光を感じられます。

いつか…いつか…と心の奥で希っているHiro。
それがまさにあの日宣言した東京ドームなのかもしれません。

筆者
筆者

2020年にライブが出来ていれば
東京ドームへの勢いに繋げられたのに…

 

明日も シナリオも 感情も
一人だけじゃ知れず
別れも 不条理も モラルも
同じ色に染まる

MINORS/作詞:Hiro 作曲:Nob

結局の所、言いたかったのは「独りの残酷さ」なのかもしれません。
全てが自分だけの世界で、目に映るものは全て同じに見える。

これほどまでに背負ってきた想いを
MY FIRST STORYの楽曲として落とし込んできたHiro。

そう出来るようになったのは
MINORS」から抜け出した証明でしょうか。

今年も来年も、東京ドームを叶える日まで
陰ながら応援していきます…。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
MY FIRST STORY『MINORS』
の歌詞を筆者なりに解釈しました。

聴き手の数だけ解釈があるので、
内容の優劣などはご容赦ください。

ではまた!

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