【豚になってyeah yeah/Neru】歌詞の意味を解釈!【社会への皮肉】

歌詞考察・解釈

Neruの新曲『豚になってyeah yeah』について
歌詞の意味を筆者なりに解釈していきたいと思います。

筆者
筆者

最近は新曲ばかりで
テンション上がりっぱなしです。

楽曲について

Neru – 豚になってyeah yeah (Becoming Pigs Yeah Yeah) feat. Kagamine Len

当楽曲『豚になって yeah yeah』は
ボカロP達によるコンピレーションアルバム
【ドンツーミュージック4】の収録曲。

「4つ打ち」と「ロック」をテーマに
人気のボカロP達が楽曲を制作するアルバム
【ドンツーミュージック】は今回で4作目。

Neruさんは
1作目:『なんて物騒な時代だ』

2作目:『くたばろうぜ』

Neru – くたばろうぜ(Let's drop dead) feat. Kagamine Rin & Kagamine Len

3作目:『隣の芝生 is blue』

ドンツーミュージック3〈ヨツウチ ロック コンピレーション〉XFD【C95】

4作目:『豚になって yeah yeah』

Neru – 豚になってyeah yeah (Becoming Pigs Yeah Yeah) feat. Kagamine Len

の4作品で毎回参加されています。

筆者
筆者

第一作目『なんて物騒な時代だ』が最高なので
気になった方は是非…!

前作『Potatoになっていく』同様の作風が感じられる
最近のNeruさんらしい楽曲に仕上がっています。

Potatoになっていくの歌詞解釈も行っています。

早速歌詞を追っていきましょう。

歌詞

tip top tip top 高尚なエチケットなんて
kick out kick out ちゃんちゃらおかしいね
it’s time it’s time ここらが限界なんで
chuck out chuck out そいつをどっかにポイして

ああ くだらねえよな ハイソを有り難がっても
ああ 救えねえよな いつまで御託を並べてんだよ

豚になってyeah yeah ゴミ塗れの掃き溜めに
飛び込めyeah yeah 服も飾りもほっぽって
へべれけyeah yeah シャレたダボハゼ共など
くたばれyeah yeah アホ面を引っ剥がしたいぜ

ドンストップ keep moving このまま雪崩れ込んでいこうぜ
一切合切 ここを譲る気なんてないね

さあ 素晴らしいペダンチックなこの時代諸共食い破って
ジャックナイフでハラワタ捌いて中の方まで腐らそうぜ

まあ 笑えねえよな キッチュなトーク光らせど
なあ 浅ましいだろ 正義の折檻だとかをやめたら?

豚になってyeah yeah ゴミ塗れの掃き溜めに
飛び込めyeah yeah 服も飾りもほっぽって
へべれけyeah yeah シャレたダボハゼ共など
くたばれyeah yeah アホ面を引っ剥がしたいぜyeah yeah

しゃしゃった講釈ばっか垂れ散らかしてご利益などがあるかと問いたい
あれよあれよと効き目が祟ってむしろ呪いをかけるまである
そうだとすりゃ困った パパとママとも相談しなくちゃ
ならこうしませんか 僕と楽しいことしませんか

let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted

豚になってyeah yeah ゴミ塗れの掃き溜めに
飛び込めyeah yeah 服も飾りもほっぽって
へべれけyeah yeah シャレたダボハゼ共など
くたばれyeah yeah 消えてくれyeah yeah

そのままGUSHA GUSHAになってしまえよ

作詞作曲:Neru

歌詞を解釈

1番

tip top tip top 高尚なエチケットなんて
kick out kick out ちゃんちゃらおかしいね
it’s time it’s time ここらが限界なんで
chuck out chuck out そいつをどっかにポイして

「tip top」とは”頂上“”最高”
「kick out」とは”追い出す
「chuck out」とは”摘まみだす“といった意味を持ちます。

この歌詞で並べられている英歌詞は
ほぼリズムの為に組み込まれていると感じたので
歌詞の意味としては日本語の歌詞を捉えていきます。

ここではかしこまったり必要以上に
正しく在ることに疑問を呈している。

ここらが限界という歌詞にもあるように、
高尚なエチケットと無関係な人生では無く、
むしろずっと世間体から強いられてきた態度・礼儀作法
を勤しんできたのです。

しかし、そんな振る舞いももう限界。
一切の高尚な振る舞いとはおさらばしていきます。

ああ くだらねえよな ハイソを有り難がっても
ああ 救えねえよな いつまで御託を並べてんだよ

「ハイソ」とは「ハイソサエティー」の略で
上流社会に属している様
あるいは”そういった雰囲気そのもの”を指します。

「御託を並べる」とは聞きなじみのある言葉ですが、
自分勝手の偉そうな言葉をあてつける“という意味があります。

高尚ぶって社会に求められる礼儀・態度を取り続ける。
更にはハイソサエティーで上級だという自己陶酔に浸って
誰もが耳を塞ぎたくなるような御託を並べる始末。

そして、それは他の誰でも無く、自分自身なのです。
そんな自分の生き様に疑問どころか嫌悪感まで抱いていきます。

豚になってyeah yeah ゴミ塗れの掃き溜めに
飛び込めyeah yeah 服も飾りもほっぽって
へべれけyeah yeah シャレたダボハゼ共など
くたばれyeah yeah アホ面を引っ剥がしたいぜ

ここの歌詞は一つ一つ見ていくより
全体としての”吹っ切れ感”
“ハイな感情”を感じ取れば楽曲のメッセージが
十分に伝わってくると思います。

一言で言い表せば「どうでもいい」のです。
今まで必死に自分を作り上げてきた反動で有象無象に対しての思考が0に。

ゴミ塗れと形容できるような自分の生活空間。
あの頃自分を飾っていたあらゆる物を投げ捨てる。

「へべれけ」とは”ひどく酒に酔って正気を保てない様
「ダボハゼ」とは”あらゆるものに見境無く飛びつく、
無節操で強欲な愚か者

といった意味があります。

「シャレたダボハゼ」とは強い皮肉であり、
上流社会に属していた自分のような
良く見られようとして高尚ぶる
欲にまみれた人間を指しているのです。

そんな奴らに「くたばれ」「アホ面を引き剥がしたい」と言い放つ。
その裏にはどこかやりきれない感情。
自分がレールから外れてしまった焦燥感・なげやりさ。
あの頃の作り上げていたものの上手く社会で生きていた自分を
羨望する感情などが伝わってきます。

筆者
筆者

人は何かを手にしたら要らないと言い、
何かが無ければ欲しいと言いますよね…。
どこまでも貪欲な生き物なのです。

 

2番

ドンストップ keep moving
このまま雪崩れ込んでいこうぜ
一切合切 ここを譲る気なんてないね

さあ 素晴らしいペダンチックなこの時代諸共食い破って
ジャックナイフでハラワタ捌いて中の方まで腐らそうぜ

「ペダンチック」とは”学識があるように振る舞うこと
ただそれは学識だけではならず、
1番で皮肉ぶった奴らの事も
指しているでしょう。

そんな奴らが蔓延る時代を滅茶苦茶にしてやりたい。
羨望・嫉妬・劣等・諦念などから巻き起こる感情は
力強くいつまでもネチネチとまとわりつきます。

筆者
筆者

“ジャックナイフでハラワタ捌いて
中の方まで腐らそうぜ”の歌詞のセンスが最高

 

まあ 笑えねえよな キッチュなトーク光らせど
なあ 浅ましいだろ 正義の折檻だとかをやめたら?

「キッチュ」とはドイツ語の文化批評用語の一つであり、
俗悪なもの“・”芸術気取りのまがいもの
といった意味を持ちます。

続いて「折檻」とは馴染みのない言葉ですが、
厳しくる“という意味。

自分を高尚であると棚に上げて、
すぐに身も蓋も無い話やインチキまみれの話。
何かあったらすぐに学識ぶって叱りつける。

そんな気に食わない奴らに対して「もう辞めたら?」
と真っ直ぐにメッセージを吐き出しているのです。

 

3番

しゃしゃった講釈ばっか垂れ散らかして
ご利益などがあるかと問いたい
あれよあれよと効き目が祟って
むしろ呪いをかけるまである
そうだとすりゃ困った パパとママとも相談しなくちゃ
ならこうしませんか 僕と楽しいことしませんか

有象無象をもったいぶって博識げに説明し、
これでもかと言わんばかりの傲慢かつ高尚ぶった態度

それは呪いのように人々に伝染していくのです。
今の社会も出る杭は打たれるの集団心理が蔓延っていますから
そいつ等に足並み揃えて付いていかざるを得ないのです。

後半の「パパとママと相談しなくちゃ」は
最大の皮肉ポイントかなと感じました。
パパ・ママ呼び=子供であり、
まるで幼い児童に諭しているかのよう。

そんな振る舞いも態度もおさらばして
こっちの世界に来なよ。と誘っている。

 

let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted
let’s get twisted, let’s get twisted

let’s get twistedとは”ねじ曲がってよれていきましょう”
という意味合いでしょう。

何について捻じ曲がるのかは今までの歌詞に表れており、
どちらの世界が正しいとも言い切れないですよね。

 

豚になってyeah yeah ゴミ塗れの掃き溜めに
飛び込めyeah yeah 服も飾りもほっぽって
へべれけyeah yeah シャレたダボハゼ共など
くたばれyeah yeah 消えてくれyeah yeah

そのままGUSHA GUSHAになってしまえよ

そんな高尚博識ぶった態度の人間が蔓延る社会を
投げやりになってハイテンションで皮肉する。

しかしその中で心はどこかやるせなさを感じている。
どちらにも振り切れない中途半端な人間らしい感情も
伝わってきます。

一見明るい楽曲に感じますが、歌詞を紐解いていけば
Neruさんの暗くも共感できるメッセージが伝わってきました。

まとめ

Neru – 豚になってyeah yeah (Becoming Pigs Yeah Yeah) feat. Kagamine Len

いかがでしたでしょうか。
Neruさんの新曲『豚になってyeah yeah』の
歌詞の意味を解釈していきました。

作風が少し変化したように感じる近年ですが、
歌詞の内容はいつも私たちの共感を誘います。

2020年は早くも2曲更新されています。
これからどんな楽曲が生まれるのかますます楽しみですね。

ありがとうございました。

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