【Alba/須田景凪】歌詞の意味を解釈!【自分の全てを赦す】

歌詞考察・解釈

【須田景凪/Alba】について歌詞を解釈していきます。

楽曲について

2020年6月5日にデジタルリリースされた【須田景凪/Alba】

この楽曲は中村倫也の主演映画
水曜日が消えた
の主題歌として書き下ろされました。

曜日ごとに人格が変化していく主人公の姿。

昨日と明日の自分に
感情を振り回されながら
藻掻く姿が印象的でした。

映画のコンセプトを理解しておくことで
須田景凪さんの楽曲『Alba』
を更に深く紐解いていくことが出来ます。

タイトル名「Alba」とは

楽曲のタイトルに使われている単語「Alba」

様々な意味があるようですが、
筆者が気になったのは以下の意味。

恋人との夜明けの別れを歌った詩

予告編では恋愛模様も映し出されていました。
しかしながら主軸は
別れ」であると考えます。

毎日人格の違う自分との別れ
何も出来なかった日々が無常に過ぎ去る様

そんな虚無感感情の起伏
十分に込められている楽曲だと感じました。

さてここからは
実際に歌詞をなぞっていきましょう。

歌詞解釈

歌詞を複数のブロックに分類しながら
一つ一つそのメッセージを
紐解いていきます。

1番

生きている日々への想い

使い捨ての毎日へ 指先で空をなぞる
たとえば この退屈も 心から受け入れたら

壮大な青空と
呆然と立ち尽くす主人公
の構図が浮かび上がります。

心に住み着いている
退屈無気力といった煩悩の類。

それらに悩まされながらも、
いつかは受け入れたいと思う姿。

使い捨ての毎日」という言葉は
まさに映画のそれぞれの曜日だけの自分。

明日になれば使えなくなる自分の全て。
何物にも形容し難い
恐怖虚無感

筆者
筆者

何も成し遂げていない一日
とも捉えられますね。

私たちも意識していないだけで

日々を使い捨てているのかも。

 

声を上げていたのは心

これから何処へ流れて行くのか
瞳は雨に晒されていないか
行き場を無くして鳴いてはいないか
心の中でさえ

そして主人公の感情は
揺れ動き続けるのです。

実際には感情を表出していなくとも
心の中は大荒れ

泣くではなく「鳴く
と表現されているのは
細く摘み上げられるような
心の涙を示しているのです。

心の中でさえ」という歌詞。
まるで普遍的には心の中のネガティブ感情は
大したことないと言わんばかり。

そんな中でこの歌詞は
ボロボロの心に問いかけてくれるのです。

自分を愛すること

特別な日々は要らない
在り来たりで良いと静かに笑ってみせた
季節よ 巡って風を纏え
いつか心に花が咲いて全てを愛せたなら

四季が巡っていくように
種から花が咲いて散っていくように

当たり前の何気ない日々が続けばいい
それだけが純粋な願いなのです。

全てを愛せるその日まで。
ここの全ては「自分」の比喩
ではないでしょうか。

自分の全てを肯定して愛してあげる
人間にとって最も難しく、重要なことです。

筆者
筆者

自分も自然の一部
かのような歌詞。
そっと風に
身を委ねてしまいたくなります。

 

2番

静寂の中で揺れ動く心

淀んだ夜の静けさ 理由もなく喉は渇く
例えばこの寂しさも共に生きて行けたなら

真夜中に波打つ静寂の中。

喉が渇くとは
まさに生きていることの証明
何をしていなくとも
自分はここに存在している。

そんな生の実感とは裏腹に
押し寄せる寂しさ苦悩

そんな感情をも伴いながら
生きていくことを静かに望んでいるのです。

共存とは言葉ばかり簡単
非常に難しいものであります。

筆者
筆者

これらの感情に飲み込まれても

0になってもダメなのです。

 

自由の持つ強大なパワー

抱えた理想に怯えていないか
言葉の渦に囚われていないか
痛みを隠して笑っていないか
自由と呼んでまで

自由とは
全てをプラスに形容出来てしまう
そんな強大な力を持つ言葉です。

故に
全てのマイナスを
プラスに覆い隠すことも出来てしまう。

自分の抱いている自由が
本当にあなたを苦しめていないか。
自由という肩書きに飲み込まれていないか。

自分の張り詰めた心の糸に
気づかせてくれる寄り添う歌詞。

筆者
筆者

知らず知らずのうちに
言葉で自分を騙しているかもしれない…。

 

心に生まれた光

暗がりの中で生まれた光はただ
あまりに綺麗で見惚れていた
季節よ 巡って夜を纏え
いつか心に穴が空いて痛みが住み着こうとも

自分の中に芽生えた一縷の希望
それは眩しいほどに真っ直ぐだったのです。

しかしそんな中で頭を過ぎる煩悩。
「いつか心に穴が空いてしまうかもしれない」

ですがこの歌詞に内在している
ポジティブな感情

これまでの感情の共存や
自己肯定を踏まえ
前を向くパワーが感じられます。

 

Cメロ

いつか自分であることを肯定する日まで

煩いくらいに鼓動は胸を叩く
今も消えない想いばかり
季節よ 巡って糸を辿れ
いつか心に朝が差して全てを赦せたなら

心の中に閉じ込めた想いが
出てこようとする。

主人公は今まさに心の中の
ネガティブ感情との共存
自分を愛していこうとしているのです。

そんな心の中の想いを否定することは無い。
いつか自分が自分であることに
胸を張れる日まで

様々な想いを受け入れながら
進んでいくのです。

終わりに

須田景凪さん節の洒脱なメロディー
心と対峙させてくれるような
真理をついた歌詞

映画「水曜日が消えた」の
主人公の心情をも反映している魅力的な楽曲。

素晴らしい楽曲をありがとうございました。

以上「須田景凪/Alba」の歌詞解釈でした!

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