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【ピーターパン/優里】歌詞の意味を解釈!【あなたらしく】

優里の楽曲『ピーターパン

芯のある力強い歌声で言い放つ「自分らしさ」が印象的な楽曲です。

今回は、こちらの楽曲について歌詞を解釈していきます!

 

楽曲について

彗星のごとく現れたシンガーソングライター優里。

8月9日にリリースされた本楽曲『ピーターパン』を持ってメジャデビューしました。

 

自分らしく生きていく】その覚悟決意が全体に込められたメッセージ性の強い楽曲です。

 

優里といえば、路上ライブのイメージがある人も多いと思います。

人気になった運命的な過程については以下をご覧ください。

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歌詞を解釈!

それでは早速、『ピーターパン』について歌詞を解釈していきましょう!

※以下の解釈はあくまでも個人の主観の元に書かれたものであることをご了承ください。

 

タイトル『ピーターパン』の意味とは?

歌詞の解釈の前に、タイトルに込められた意味を紐解いていきます。

ピーターパンとはイギリスの近代童話であり、一度はその言葉を聞いたことがあると思います。

 

様々な映画やアニメ、ミュージカルが制作され、私たちの生活にも身近な存在。

あらすじとしては、ネバーランドに移り住んだ少年が永遠に歳を取らずに冒険していくというもの。

 

その「歳を取らない」という点から、近代では【ピーターパン症候群】という言葉が生まれました。

意味としては【年齢は大人であるのに、精神的に大人になれない男性】を指します。

 

現代に合わせて言い換えれば、【大人になることを拒んで現実逃避している男性】といったところでしょうか。

具体的な症状については以下のものが挙げられます。

  • 言動が子供っぽい
  • 未熟
  • ナルシシズム
  • 自己中心的
  • 反抗的・無責任 など

話を戻して、楽曲に沿わせると以下のような意味だと解釈します。

ポイント

周りから否定されるモラトリアムの中で、それでも自分らしく生きていく

決してピーターパンを悪く言っている楽曲ではなく、大人になれない中で自分なりに足掻いていくといっているのです。

 

お待たせしました。それでは上記を踏まえて歌詞をみていきます!

 

【1番Aメロ】

いつまで子供のままでいる?そんな言葉がふりかかる
黙って見てればいんだ笑ってそういってやれ

ピーターパン/作詞作曲:優里

冒頭から批判してくる大人に対して穿っている大胆な歌詞が魅力的ですね。

年齢で言えば18~25歳あたりでしょうか。いわゆる【モラトリアム】と呼ばれる期間です。

 

一人前の人間、何者かにならなけばいけないという社会の観念にのまれながら、

「自分は何者なのか」というアイデンティティーを確立しようとしている期間のこと。

 

自分自身では溢れ出しそうなほどに想い憂いているけれど、傍からすれば何もしないように見られ揶揄される。

そんな憂鬱な同士たちに向けた熱いメッセージなのです。

 

【1番Bメロ】

人生にはないんだ take2
平凡でくだらない退屈
なんてごめんだ 現実的な
言葉なんかにゃ耳をふさげ
ネバーランドに閉じこもって いつまでだって夢を語るんだ
笑う奴には 唾を吐け

ピーターパン/作詞作曲:優里

ネバーランドに閉じこもって』について原作を踏まえた解釈をすると以下のようになります。

ポイント

ずっと子供のままで大きすぎるほどの夢を抱き続ける

周りから罵詈雑言揶揄の数々を受けて、同じレールを歩いていくことを嫌っているのです。

日本の思想には【出る杭は打たれる】が強く浸透していると筆者は考えています。

 

だからこそ、人と違うことをしていたり別の道を行ったりしていると的になってしまうのです。

マジョリティであることが正しい】という根本の考え方もこれまでの教育によるものでしょう。

よって、そんな正しいかどうか分からない正義に矯正される必要はないといっているのです。

 

優里さん自身も、路上ライブをしてシンガーソングライターとして活躍できる日を夢見ていました。

その状況も【皆と同じではなかった】はずです。

これまでの自身の辛い過去や経験が垣間見えて、何とも感傷的になってしまうフレーズですね..。

 

現在、メジャデビューを果たして突き進んでいく姿がさらにリリックの説得力を増幅させています。

 

【1番サビ】

にっちもさっちもいかない?
綺麗事に踊り踊らされ
大人の言う常識なんてものは
丸めて捨てちまえ
ピーターパン症候群と指をさされ
罵られようが
おとぎ話みたいなハッピーエンドを
思い描いて生きていくんだ

ピーターパン/作詞作曲:優里

先程のタイトルの意味を言及した際に述べた【ピーターパン症候群】が歌詞中に登場していますね。

まるで人形のように両手足を操られて生きているのは、果たして自分の人生と言い切れるのでしょうか。

 

大人たちが当楽曲で綴られているような状況に対していちいち口を挟んでくるのには理由があります。

  • 自分より抜け駆けされたくない
  • 自分が選んだ人生を必死に肯定しようとしている
  • 生きている現状に満足出来ていない

このような負の深層心理があるのだと解釈出来ます。(人間なんてそんなもの)

 

青年期の人々は、どこか大人に対して歪んだ固定概念があるのでしょう。

ポイント

【大人が偉い】【大人が言うことは意味があって重要である】

などといった大人を高尚なものとして捉えている思想です。

 

ですが、現実の揶揄してくる人々を見るとそれも信じがたいですよね..。

 

【2番Aメロ】

こっち指差して笑ってんだろ
好きに笑えよそれで別にいいさ
お前なんかにそうお前らなんかに
なにも言われたくない
黙って見てろ

ピーターパン/作詞作曲:優里

これまでは敵視している人々を【大人】と形容していましたが、

ここでは【お前】とグッと具体的に絞られています。

 

語尾も「だろ」と強い口調に変化している点も、

楽曲進行に比例して、優里さんの心情もヒートアップしている様子が感じ取れますね。

 

飛んでくる言葉に耳を傾けることも無く、向こうの好きなようにさせておく。

これは今のSNS社会でも共通していえることですよね。

いちいち反応してしまうから、向こうも調子に乗ってまた心無い言葉を刺してくるのです。

 

ここからは個人的な解釈になりますが、ここまで感情を剥き出しにしている歌詞には当人の過去が垣間見えます。

実際に路上ライブをしていた時に、心無い言葉を投げかけられたことがあるのではないでしょうか。

その度に心の中でこのように想っていたのかも...。

 

【2番Bメロ】

やり直しのきかない人生
一度でいいチャンスをください
掴んで離さない もう俺のものなんだ
ネバーランドの大気圏を 破って今夢をかなえるんだ
笑う奴など蹴り飛ばせ

ピーターパン/作詞作曲:優里

優里さんに訪れた一度きりのチャンス

 

それはロックバンド【MY FIRST STORY】との出会いだったのではないでしょうか。

路上ライブをしていた現実から、さいたまスーパーアリーナで演奏をすることになるとは思ってもいなかったでしょう。

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ネバーランドで夢を語っていた日々から抜け出して夢を叶えることが出来た優里さん。

 

優里さん自身も、ピーターパン症候群を肯定しているわけではありません。

夢を描く途中で【自分らしさ】が見つからない沼にハマることもあるのだといっているのです。

 

だからこそ、現状が真っ暗な同士も周りを気にせず、自分を曲げずに生きてほしいというメッセージなのでしょう。

 

【2番サビ】

打つ手はない残されてない?
ネガティブを押し付けてくんな
大人のあんたも知らない世界を
俺は生きてるんだ
ピーターパン症候群と
思われたって馬鹿にされたって
おとぎ話みたいなハッピーエンドに
一直線に進んで行くんだ

ピーターパン/作詞作曲:優里

先程述べた事例とは真逆に、大人は子供を下に見てしまうことが多いのではないでしょうか。

所詮生きてきた時間が短い】【考えが浅い】なんて想いを抱いていることもあるでしょう。

 

私たちが見る世界に対して、常に批判的かつ高圧的であるのはそのような心理背景があるのだと解釈出来ます。

 

湾曲的な表現を使わず、ストレートに想いを綴った歌詞は優里さんの立派な武器ですよね!

 

【Cメロ】

夢の見過ぎと馬鹿にされた少年が
夢を掴む物語を
見事な逆転劇をこの手で
巻き起こせ 見せつけろ

ピーターパン/作詞作曲:優里

ここの【少年】は何よりも優里さん自身を比喩しているのだと解釈出来ます。

 

今までの壮絶な過去から掴むことが出来た夢のような今。

 

根拠もなく勇気づけているのではなく、どのアーティストよりも説得力があるリリック。

 

過去にも現実にも未来さえにも怯えて憂いている私たちにとって

当楽曲の歌詞は自分を肯定してくれているようで、心が締め付けられます...。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

優里の楽曲【ピーターパン】について歌詞を解釈していきました!

代表作となった【かくれんぼ】ですが、YouTubeではもう1000万回再生を越えているんですね...(笑)

マイファスと出会った時にはまだ100万回くらいだったのに...。恐ろしい...。

素晴らしい楽曲をありがとうございました!

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