ずっと真夜中でいいのに。 歌詞考察・解釈

【考察】ずっと真夜中でいいのに。『Dear Mr 「F」』歌詞・MVの意味とは?

こんにちは‼ふんわりんぐのかつおです🐡

ずっと真夜中でいいのに。の新曲『Dear Mr 「F」』の歌詞考察をしていきます。

この楽曲は新アルバム『潜潜話』の収録曲。


歌詞

※当楽曲の歌詞は当サイトにおいて「歌詞考察を行う目的」の元掲載しています。

追いかけて 見たけれど

目を見開いて 逃げていった

緑色 囲まれた

この空間からはみ出したら負けだ

あの風車の下でさ

待ち合わせしようって約束した

僕の足音だけが虚しくリズムを取ってた

暗い 幽い 森の中

取り残された感覚 思い出した

君なしじゃ 生きていけないって

依存しそう で厄介さ

もう駄目だ もし触れたら

消えてなくなるんでしょ 真っ白に

ダメだ もうボクをさ

見つけないでくれよ お願いだよ

そもそも 住む世界が違うな

会いたいよ 迷惑かな

間違えた ふりして笑おう

どうにもならない

君が 空気が 僕のパワーが

消えないことは もう知っているよ

ずれても 気づかないまま

輪の中 軽やかな壁が見えた

空気は 読み書きできずに

吸って吐いて 返した

居場所を決めたせいで

凹んで 嵌って 抜け出せなくなった

無限にある時間はいらない きみが欲しいなら

もう冷めた 君どころじゃないくらい

時間に追われたい

醒めた もう僕をさ

突き放してくれよ お願いだよ

そもそも 住む世界が違うな

冗談だよ 口癖の

間違えた ふりをして笑おう

どうにもならない

君が 空気が 僕のパワーが

消えないことは もう 知ってるよ

ああ、なんか わからなくなりました

自分って誰 あれ なぜなれないの

降らす 張っ苦 胸が墜悪

強がり 群がり 口走り 空回り

僕なりに演じてるよ

ひとりぼっちが叫んでいるよ

ねぇ、気づいてた 知らなかったよ

何処にいても 答えなど無いな

今更

ふれた温度 覚えてる

思い出して 臆病になって

それだけを ただ 繰り返したくて

どうにもならない

きみが 狂気な 僕のパワーが

消えないことは もう知っているよ

住む世界が違えば

合えないの?どこに居ても

伝えられたら 変わったかな

一人で平気だけど 太陽は明るいけど

きみの足音は 消えないよ

 

歌詞考察

※この楽曲における基礎要素

この物語の登場人物は

  • 黒いばけもの(=「F」)
  • 天使

黒いばけものと天使は生きている世界が異なっている。

また『F』はフランケンシュタインのFだと作者が述べていました。

フランケンシュタインは『自分が作り上げたものに滅ぼされる』という内容の物語。

追いかけて 見たけれど

目を見開いて 逃げていった

緑色 囲まれた

この空間からはみ出したら負けだ

あの風車の下でさ

待ち合わせしようって約束した

僕の足音だけが虚しくリズムを取ってた

ここでの視点は僕(黒いばけもの)

MVでは黒いばけものと天使は住んでいる世界が違う描写。

皆から拒まれた黒いばけものは

この空間(夜の世界)からはみ出したらダメなんだと自分に諭している。

 

二人でした約束事ももういまとなっては無くなってしまった。

『僕の足音だけが虚しくリズムを取ってた』の後の間奏で

黒いばけものが泣いている描写からも絶望的な状況を感じ取れる。

 

暗い 幽い 森の中

取り残された感覚 思い出した

君なしじゃ 生きていけないって

依存しそう で厄介さ

もう駄目だ もし触れたら

消えてなくなるんでしょ 真っ白に

ダメだ もうボクをさ

見つけないでくれよ お願いだよ

『取り残された感覚を思い出した』=以前にも同じような経験があった

天使と出会えたとしても、消えて無くなってしまう。

会いたいはずなのに実際に会ってしまえば困る。

そんな葛藤に悩まされている状況。

 

そもそも 住む世界が違うな

会いたいよ 迷惑かな

間違えた ふりして笑おう

どうにもならない

君が 空気が 僕のパワーが

消えないことは もう知っているよ

ここの歌詞でお互いに住んでいる世界が異なっていることが確証できる。

『会いたいよ。迷惑かな』

まさしく先ほどの葛藤

 

『君も空気も僕も消えないことは知っている』

会えなくても心にはずっと残っている。

それがばけものにとっては苦痛になりえる。

 

 

ずれても 気づかないまま

輪の中 軽やかな壁が見えた

空気は 読み書きできずに

吸って吐いて 返した

居場所を決めたせいで

凹んで 嵌って 抜け出せなくなった

無限にある時間はいらない きみが欲しいなら

もう冷めた 君どころじゃないくらい

時間に追われたい

醒めた もう僕をさ

突き放してくれよ お願いだよ

そもそも 住む世界が違うな

冗談だよ 口癖の

間違えた ふりをして笑おう

どうにもならない

君が 空気が 僕のパワーが

消えないことは もう 知ってるよ

自分だけ周りに溶け込めなかった過去を想起しているのでしょうか。

闇の世界で生きると決めてしまってから時間に焦ることもなく、

あなたを想う気持ちも冷めてしまった。

 

そんな思考になった(醒めた)僕なんかはもう放っておいてほしい。

ここの表現から天使も黒いばけものの事を想っていることが分かります。

それでも天使は闇の世界に入ってきて黒いばけものを助けようとする。

 

ああ、なんか わからなくなりました

自分って誰 あれ なぜなれないの

降らす 張っ苦 胸が墜悪

強がり 群がり 口走り 空回り

僕なりに演じてるよ

ひとりぼっちが叫んでいるよ

ねぇ、気づいてた 知らなかったよ

何処にいても 答えなど無いな

黒いばけものの心情が表現された歌詞。

『自分って誰?あれ?なぜなれないの?』=本当はばけものも天使になるはずだった。

降らす 張っ苦』=フラッシュバック

胸が墜悪』=心がダーク

 

強がって群がって口走って空回りした、自分は頑張ったつもりなのに。

そんな思いがフラッシュバックしている様子。心はもう黒で染まってしまった。

こうして闇の世界の中で自分を悔やんでも答えは出てこなかった。

 

今更

ふれた温度 覚えてる

思い出して 臆病になって

それだけを ただ 繰り返したくて

どうにもならない

きみが 狂気な 僕のパワーが

消えないことは もう知っているよ

何度も天使は闇の世界に来てばけものと会おうとしていた。

そうして何度目かのある日、ばけものと触れることが出来た。

でもそれは世界が許してはくれなかった。

 

MVで描写されているようにその後ばけものは天使に刺さった矢を抜いて消滅します。

ばけものから意図的に天使に刺さった矢を抜く描写が見られることから

ばけものは覚悟を決めていた。これ以上天使に自分のことに心を消費してほしくない

自分から終わらそうとしていたと考えられます。

 

序盤でも述べたようにフランケンシュタインという作品の主な内容は

自分で作り上げたものに滅ぼされてしまう』というもの。

今回の物語も、二人の交友関係があったために自分が滅びてしまった。

仲良くすることが無ければお互い悲しむことなんてなかったのに。

 

住む世界が違えば

合えないの?どこに居ても

伝えられたら 変わったかな

一人で平気だけど 太陽は明るいけど

きみの足音は 消えないよ

黒いばけものが消滅した後、世界は元の1つの世界に戻った。

一人で生きていくことは出来るけど、

あなたが閉じ込められていた世界と違って太陽も明るいけど

あなたのことはずっと覚えているよ。

こんなことで会えなくなってしまうなら

ずっと真夜中でいいのに。

 

ここは天使の心情ですね。

自分は何もしてあげられなかったという諦念や悔悟。

この曲の題名は『ずっと真夜中でいいのに。』でもしっくりきますね。

 

この曲がずっと前からあったとして、

この曲を踏まえてバンド名が決まったなんてこともありそうですね(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は率直にMVと歌詞を照らし合わせての考察だったので

他にも様々な解釈が出来る楽曲だと思います。

最後の歌詞で天使の視点になることから、

天使視点で考察してみるのもアリだと思いました。

ずっと真夜中でいいのに。の楽曲でもクライマックスを感じる作品。

後ろで鳴っているのは『ピアノ』だけ。より一層感情的なACAねさんの歌声が響きます。

MVの可愛らしさが一層切なさを引き立てていて素晴らしいと感じました。

心が締め付けられるそんな1曲。涙なしでは聴けませんね。


 

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